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軒天交換・張替え工事に適した材料とは?「ケイカル」「ベニヤ」の特徴を徹底解説!
更新日:2024年12月15日
軒天は「軒の裏・天井部」にあたることから、雨水や雪・太陽光の影響を受ける事が少ない場所と言えます。
しかし、その一方で滞留した湿気から結露が発生しやすく、屋根の上から浸水した雨水が流れ着きやすい場所です😰
劣化の進行や雨漏り被害によって著しく劣化が進行し、軒天材の黒ずみや剥がれ・落下を生じさせてしまうケースも少なくありません。
その様な場合に行う必要があるのが「軒天交換・張替え工事」などの改修・メンテナンス工事ですが、特に重要となるのが軒天材として使用する材質選びです。
そこで、この記事では軒天材としてよく使用されている「ベニヤ板」「ケイカル板」のそれぞれの特徴と併せ、軒天材に必要とされる材料の特性について詳しく解説いたします(^^)/
軒天材に使用されることの多い「ベニヤ板」「ケイカル板」
軒天材に使用される素材は様々であり、「ガルバリウム鋼板」などの鋼板素材が使用される事もあります。
そうした中、現在多くのお住まいで採用されているのが「ベニヤ板」と「ケイカル板」です。
そこで、まずはこの2つのそれぞれの特徴について詳しくご紹介いたします!
ベニヤ板の特徴
ベニヤ板は薄い板状の木製素材であり、軒天材として多く使用される種類の一つです!
特に築年数が経過したお住まいに採用されている事が多く、加工しやすく軽量であるため施工性が高い素材と言えます。
また、他の素材と比較てして価格・導入コストが安価である事が大きな魅力です😊
しかし、その一方で素材自体の耐久性・防水性は後述のケイカル板に大きく劣り、経年劣化の進行によって雨染みや剥がれが発生しやすいという欠点もあります。耐用年数は約5~10年程度とされています。
また、軒天材として使用するにおいて大きな欠点となる「燃えやすい素材」である事も大きなポイントです(>_<)
ケイカル板の特徴
一方、ケイカル板は「ケイ酸カルシウム」を主原料として製造される板状の素材であり、現在では軒天材の主流とも言える存在です。
ベニヤ板と比較して耐久性・耐水性にも優れ、長く安心して使用する事が可能です(#^^#)
価格面においてはベニヤ板と比較して高コストと言えますが、耐用年数は約15~20年程度と言われていますので長い目で見ればコストパフォーマンスが高い選択肢と言えます。
また、軒天材として使用する上では、ベニヤ板と違い「不燃材料」であることが大きなメリットでありポイントです!
軒天材には「不燃材料」であるケイカル板がおすすめ!
上記の様にケイカル板はベニヤ板と比較して耐久性・耐水性にも優れる素材ですが、特に大きな違いと言えるのが「不燃材料」である事です。
軒天は軒の天井に位置していますが、それは同時に住宅の最も外側にある部材と言えます。
延焼リスクが高い素材を軒天に使用している状態は、万一近隣住宅で火災が発生してしまった場合に延焼リスクを大きくしてしまうことに繋がります(>_<)
ケイカル板は国土交通省から認定も受けている「不燃材料」であり、軒天材として使用する事でそうしたリスクを大きく低減する事が可能です。
上記のことから、現在ベニヤ板を軒天材に使用されている場合には、ケイカル板への交換・張替えをご検討される事がおすすめです(^^)/
まずは信頼できる施工業者・会社に依頼し、現在の軒天の状態を確認して貰った上で対応を依頼してみましょう。
剥がれてしまった軒天の現地調査事例
それでは、最後に浸水被害によって剥がれてしまった軒天の現地調査の流れをご紹介いたします!
今回は”軒天が剥がれてしまったから修理の見積もりが欲しい”とご連絡をいただき、横浜市旭区中尾へ調査にお伺いしました!
それでは早速調査開始です!
外れた軒天
玄関上の軒天を見てみると大きく外れてしまっていました!
軒天のケイカル板の下にもケイカル板が入っている作りでした!
表面に出ている化粧ケイカルは外れていましたが内部のケイカル板はしっかりと固定されていました( `ー´)ノ
しかし釘が外れてしまっているという事は内部のケイカル板も劣化している可能性が高いですね・・・。
さらにその下の下地も劣化している可能性もあります!
内部には水跡が・・・
写真には写らないほど暗かったのですが内部には水跡のようなものがありました!
軒天が外れてしまう理由としてはいくつか挙げられます。
まず、軒天が設置されている部分が劣化している場合、例えば木材が腐ってしまったり、金属部分が錆びてしまったりすると、軒天がしっかりと固定されなくなり外れる可能性が高くなります( `ー´)ノ
また、適切な取り付けが行われていなかったり、風などの外力によって強く押されたり引かれたりすることで軒天が外れることもあります!
水跡があるということは内部に水が入ってしまった事により下地が劣化してしまい、釘を固定する力が弱くなったことが原因かもしれません(-_-;)
コーキングの劣化
水が入りそうな箇所(軒天直上の幕板)の様子を見て行きましょう!
幕板の上部のコーキングを確認してみると、コーキングが劣化しひび割れてしまっていました(;´∀`)
この様子だとこちらから水が侵入してしまって、軒天内部が劣化してしまった可能性が高くなってきました!
幕板上部のコーキングは全体的に劣化していましたが、内部に水が溜まってしまうような箇所はこちらのみでした!
軒天のお悩みも街の屋根やさんにお任せください!
今回は、軒天材としてよく採用される「ベニヤ板」「ケイカル板」の特性について、現地調査の様子と併せて詳しくご紹介させていただきました。
私達、街の屋根やさんは屋根塗装・リフォーム工事はもちろん、軒天材の交換・カバー工事などの工法・方法によるメンテナンス実績も豊富に持っております。
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記事内に記載されている金額は2024年12月15日時点での費用となります。
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