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横浜市神奈川区で屋根塗装が原因の雨漏りは縁切り工事で改善できます
更新日:2017年09月27日
横浜市神奈川区で屋根の調査をおこないました。普通の雨ならば雨漏りしないけれど、大量に降った時には必ず雨漏りするそうです。しかも、雨が止んでからも暫く雨漏りは止まらない様で、大変お困りでした。いつ頃からですか?と伺うと、数年前から雨漏りが始まったけどその前は雨漏りなんて一度もした事がなかったそうです。
雨漏りしている場合きっかっけになる事が必ずあるはずで、詳しく話をお聞きすると丁度屋根の塗装工事をおこなった後からという事でした。この事を伺って原因はほぼ特定出来ました。『縁切り』が原因です。屋根を見てみると塗装工事をおこなった事でスレートとスレートの隙間が塗料で塞がれてしまっていました。この隙間は雨水が抜ける非常に重要な隙間ですので、塞いでしまってはいけない部分です。
スレート葺きの屋根に限らず、屋根は屋根材の表面だけで雨をしのいでいるのではありません。必ず裏にも雨水が回りこみそれを防ぐためにルーフィング(防水紙)が葺いてあります。回った雨水の抜け道が塗料で塞がってしまうと、屋根材を固定する釘穴のまわりや、経年によって劣化してきたルーフィングの裂け目などから雨漏りしてしまいます。こちらの建物は、小屋裏をみて確認しましたがスレートを固定している釘穴回りからの雨漏りでしたので、ふさがっているスレートの隙間に切れ目を入れて雨水の抜け道を確保してあげて雨漏りが止まりました。こんな簡単に止まるなんて、とお客様にも喜んで頂けました。
雨漏りの原因は、意外と単純な事が原因になっている事が多いんです。縁切りをしていない事もそうですし、屋根の壁の取り合い部分のちょっとした納め方のミスなどで起きてしまいます。逆を言えば、建物の納まりをしっかりと理解していれば雨漏りしない建物にする事は簡単なんですよ。
『縁切り』自体を知らない業者や職人さんが、意外とまだいるんです
以前に同じ様な雨漏りをしていたお宅へ伺った時も、塗装工事をしてから雨漏りしていてので工事をおこなったリフォーム会社へ縁切りの事を伝えて直してもらった方がいいですよ、とお伝えしました。実際は弊社へ縁切り工事のご依頼があったのですが、その時の話を聞くと屋根に上って見たあとに『塗装は何ともなっていない、えんきりえんきり言っているけど何の事を言っているのかわからない』と言われたそうです。お客様もこんな所に直すのをお願いしたくないと思って弊社で工事をおこないました。結構年配の職人さんで今迄スレートの塗装の時に縁切りをしてきていなかったのかとぼけているかは分かりませんが、結構縁切りをおこなっていない屋根は多いんですよ。
縁切りしていないと雨漏りに繋がってしまうというのはご理解頂けたと思いますが、なかなか屋根に上って確認する事は難しいと思います。縁切りしているかいないかは、流石に下から見ただけではわかりません。
塞がった部分に切れ目をいれると、中から水が染み出してきました。まだ出始めたところですが、雨漏りするのが納得出来る位の結構な量が出てきました。
塗装工事をしたから雨漏りの心配が無くなったという事ではありません
塗装工事をおこなって屋根も綺麗になったから雨漏りの心配も無くなった、とお考えになりがちですが、雨漏りの原因で一番考えないといけないのはルーフィングの劣化です。いくら屋根の表面を塗装で綺麗にしたとしても、その下に敷いてあるルーフィングの劣化を止める事にはなりませんので、ルーフィングの寿命といわれている20年~25年ほど経過している建物は、その点を考えてメンテナンスの計画を立てる必要があります。傷み具合によっては、塗装が出来るスレートの劣化だったとしても屋根カバー工事や葺き替え工事をご提案する事もあります。
今回は、小屋裏から確認してスレートを固定している釘穴から雨漏りしているが特定出来ましたので、雨水の抜け道を造る作業をおこないました。実際に雨漏りを止める為におこなった作業は、スレートの隙間に切れ目を入れる工事です。塗料で塞がった部分を剥がしていくのですが、スレートや塗装した部分を傷つけてしまう可能性がありますので、出来ればこの様な工事をおこなわないで済むようにした方が良いでしょう。塗装の前にタスペーサーという縁切り材を差し込んでから塗装をするだけで、隙間が空いた状態で屋根を仕上げることが出来ます。
横浜市神奈川区で工事をおこなった建物は、塗装工事が原因で雨漏りしていましたので縁切り工事で雨漏りを止めました。同じ様な症状でお悩みの方は、フリーダイヤル0120-948-355までお気軽にご相談・お問合せください。
記事内に記載されている金額は2017年09月27日時点での費用となります。
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