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    横浜市保土ケ谷区初音ケ丘にてバルコニーFRP防水の補修工事の様子

    更新日:2019年07月21日

    本日は横浜市保土ケ谷区初音ケ丘I様宅にて行いまいました、バルコニーFRP防水の補修工事の様子をお伝えいたします。I様宅は築10年程になりますが、新築からすぐにバルコニー防水の不具合(表面の割れやひび)があったそうです。施工店に補修を行ってもらったのですが、数年もしないうちにひびが見受けられる様になったそうです。

    バルコニーの様子

    バルコニーの様子

     

    I様宅のバルコニーにはFRP防水が施工されております。FRP防水はプラスチックを繊維で補強した繊維強化プラスチックです。ポリエステル樹脂とガラス繊維を一体化させた塗膜型の防水です。軽量で耐候性にも優れているおりますが、防水層が硬いこともあり、地震などで下地に動きが発生した場合などにひびが発生しやすい素材です。劣化した場合に伸縮性がないため割れが発生しやすく、定期的にトップコートを塗る必要があります。今回は当初からの不具合を考慮に入れ、改めて防水層を整え、トップコート塗布いたします。

    施工の様子

    ケレン、目荒らし作業 アセトン拭き

     

    まずは防水層の洗浄を行い、表面の研磨、目荒らしを行います。剥がれているところは周囲を削り、下地を整えます。アセトン拭きで油膜をしっかりと取り除きます。

     

    FRP防水 トップコート塗布

     

    新たにFRP防水、FRP樹脂の流し込みを行い、FRP専用のトップコート塗布でFRP防水の補修工事完了になります。FRP防水はウレタン防水に比べ施工費用は高めです。しかししっかりと施工を行った上に定期的にトップコートを塗ることで長期的なコストパフォーマンスがのぞめます。トップコートの塗り直しは(環境にもよりますが)5、6年に一回の頻度で塗り直すのが防水層を長く保つ秘訣につながります。最低でも外壁などのメンテナンス時にあわせ、10年に1回は塗り直す必要はございます。防水に関してのご相談も街の外壁塗装やさんへお任せください。

     


     記事内に記載されている金額は2019年07月21日時点での費用となります。
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