更新日：2021年8月31日

モルタルの外壁の劣化

　横浜市神奈川区斎藤分町にお住まいのお客様より前回塗装工事をしてから10年以上が経過して劣化を感じるので点検をお願いしたいとご相談をいただき、現地調査に伺ってきました。一般的な塗装は約10年で塗膜の劣化が見受けられるようになってきます。外壁に使われているモルタルや窯業系サイディングは基本的にセメントで造られているため、本来は水を吸う特徴があります。水を吸えば外壁そのものの寿命を縮めていく原因となるため、塗装を施すことで撥水性を持たせて耐用年数を向上させています。つまり、塗装の劣化は外壁の寿命に深く関係する症状ということになります。

チョーキング現象を確認

　今回の外壁はモルタル外壁にゆず肌仕上げというパターンが施された外壁でした。落ち着きがあって人気のあるデザインです。元々は艶ありの塗装だったようですが、塗膜が劣化したことで白い粉のような物が表面を覆っており、マットな質感に変わっていました。表面を手で触ってみると粉が手に付いてきます。これはチョーキング現象と言われる塗装劣化のサインです。ご自身でも簡単に点検できる内容なので、ご自宅でも外壁を触って点検してみることをオススメいたします。

外壁の劣化は塗装工事でメンテナンスできます

　塗膜の劣化が確認できたので今回は外壁塗装のご提案をさせていただく運びとなりました。使う塗料は一般的な耐用年数のものと、無機系塗料と言われる耐用年数が一般的な塗料の2倍以上長持ちする塗料の2パターンでご提案させていただきます。価格は高いですが、メンテナンスの回数を減らすことでトータルで家にかかるメンテナンス費用を下げることが期待できます。

　私たち街の外壁塗装やさんでは、感染拡大の続いている新型コロナウィルスへの感染対策としてマスクの着用や手指の消毒を徹底して実施しております。お問い合わせの際はご安心いただければ幸いです。