更新日：2022年05月07日

　川崎市中原区下小田中にお住いのお客様より屋根と外壁点検のご依頼をいただき現地調査へ伺いました。屋根は漆喰剥がれが気になるとのことでした。外壁については漆喰と同様、定期的な補修が必要なシーリングの劣化が進んでいる状態でした。今回は、外壁の点検結果についてご報告いたします。

シーリングの劣化

　外壁を確認すると、シーリングの劣化が顕著に表れていました。経年により痩せてしまったシーリングがサイディングから剥がれてしまう「剥離（はくり）」が発生している箇所も多く、早めの補修が必要です。サイディングの目地に施すシーリングの寿命は、7年～10年のものが多く、定期的な補修が必要です。外壁塗装をされる場合は、高性能な塗料に合わせて、シーリング材も長寿命・高性能なものをおすすめします。

塗装剥がれのサイン

　シーリングの劣化と併せて、チョーキング現象も確認しました。チョーキングは、塗料が劣化して顔料がチョークの粉のように表面に現れる劣化事象のひとつです。写真のように、壁に手で触れたときに手が白く汚れます。サイディンボードの耐用年数は、種類により多少異なりますが40年程といわれています。防水性能などを保つためにも10年～15年に１度は塗装によるメンテナンスが必要です。チョーキングの確認をメンテナンスサインとして、外壁塗装等を検討されることおすすめします。

外壁の黒い汚れ（黒ずみ）

参考価格

●外壁塗装工事　シリコン塗料で塗り替え　657,800円（税込み）～
足場代・高圧洗浄・付帯部塗装・計3回塗り　総二階／25坪まで
最低8年の保証付き　※保証内容は塗料とお住まいの状態により変わります

　記事内に記載されている金額は2022年05月07日時点での費用となります。
　街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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