更新日：2023年08月09日

金属屋根の点検・メンテナンスはなぜ重要？

金属屋根の劣化症状

金属屋根の劣化症状は以下のようなものがあります。

棟板金の浮きや飛散：棟板金とは屋根頂上にある板金のことを指します。寒暖差や錆等で固定力が緩んでくると浮きや飛散が起こる可能性があり、雨漏りリスクにも繋がります。

錆：錆は金属屋根の天敵です。塗装が劣化して防水機能が低下すると錆が発生しやすくなり、屋根材を腐食させてしまいます。

屋根の色あせ：金属屋根は耐久性を高めるために表面に塗装がされており、色あせが進んでいる場合は塗装の劣化を示すサインです。

屋根表面の傷：強風時の飛来物などで金属屋根の表面が傷つくことがあります。傷が発生している場合、そこから錆が発生しやすいです。

　これらの劣化症状が見られた場合は、早めに信頼できる屋根業者に点検を依頼し、必要な補修やメンテナンスを行うことがお勧めです。

屋根の点検方法

　屋根の状態を確認し、先ほどご紹介させていただいた劣化症状が見られるという場合にはメンテナンスが必要です。ただし高所での作業は非常に危険ですので、点検の際に決して屋根には上らないようにしてください。以下のような安全な方法でのご確認をお願いいたします。

１．上階からご自宅の屋根を確認する: 屋根の形状によっては、屋根に上らずに上階の窓から屋根の状態を確認することができます。下屋がついている場合などは、外壁から差し出た形で屋根が取り付けられているため、窓から下を眺めることで屋根の状態を確認できます。ただし、窓から身を乗り出すようなことは危険なので、注意が必要です。

２．ご自宅より高い位置からご自宅を眺める: 窓からでは全体の確認ができない場合は、ご自宅より高い位置にある道路や橋、公園などから遠目に屋根を確認することができます。双眼鏡などを使用すると、より詳細な状態を確認できますが、他人の家を覗いていると勘違いされる可能性もあるため、周囲に気を配ることが重要です。

３．押し入れや小屋裏など室内の状態を確認する: 特に雨漏りなどの問題がある場合は、屋根の外側に不具合がある可能性があります。そのため、室内の押し入れや小屋裏などから屋根の状態を確認することも重要です。

　以上が屋根の点検方法ですが、屋根の点検は専門家に依頼することもおすすめです。経験豊富なスタッフが現地で点検し、最適なアドバイスを提供してくれます。

金属屋根の主なメンテナンス方法

・屋根塗装
最も基本的なメンテナンス方法で、錆や劣化を抑制します。10年ごとが目安です。

→屋根塗装について詳しくはこちら
・屋根カバー工事
既存屋根材の上に新しい屋根材を設置する工法です。下地はそのままになりますが費用を抑えての施工が可能です。10～20年ごとが目安です。

→屋根カバー工事について詳しくはこちら
・屋根葺き替え工事
下地ごと屋根材を新しくする工法です。最も大がかりな工事となり、雨漏りがあった場合にも寿命を一新することができます。20～30年ごとが目安です。

→屋根葺き替え工事について詳しくはこちら

　本日は金属屋根の点検とメンテナンスについて解説させていただきました。安全な方法、または専門業者による点検を定期的に実施していただき、屋根の異常に素早く気付くことで被害や費用を最小限に抑えることができるようになります。
　私たち、街の外壁塗装やさんでは無料にて点検とお見積の作成を承っております。金属屋根に異常が見られる、現在の屋根の状態を診断してほしいという方はお気軽にご相談ください！

　記事内に記載されている金額は2023年08月09日時点での費用となります。
　街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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