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ベランダ・バルコニーの注意したい劣化症状とそれぞれの補修方法
更新日:2023年11月28日
こんにちは!街の外壁塗装やさん横浜店です(^^)/
ベランダやバルコニーは日々、外の気候条件にさらされるため時間の経過とともに劣化していきやすい部材です。
太陽の紫外線や熱、雨や風によるダメージを受けると、床面に劣化症状が現れるようになります。
そこで本日はベランダの劣化症状と、劣化してしまったベランダの補修方法について解説していきます!
![ベランダ・バルコニーの注意したい劣化症状とそれぞれの補修方法](https://xn--rms9i4i661d4ud435c.net/wp-content/uploads/IMG_1246-1.jpg)
ベランダ床面の構造
![下地木材と下地調整中の様子](https://xn--rms9i4i661d4ud435c.net/wp-content/uploads/1495627331532_R.png)
![防水層形成](https://xn--rms9i4i661d4ud435c.net/wp-content/uploads/1496145264366_R.png)
ベランダの床面には下地木材やガラスマットが敷設されたあと、防水層がつくられ、さらにFRP防水やウレタン防水の場合はその上を保護するようにトップコートというものが塗装されています。
トップコートは防水層を紫外線や日々の歩行によるダメージなどから保護する目的で塗装されますが、トップコートが劣化すると保護機能が弱まり防水層にまで劣化が及ぶようになります!
ベランダの劣化症状
ベランダでは防水部分以外でも注意しておきたい箇所が2つあり、それが笠木とドレンです。
![笠木](https://xn--rms9i4i661d4ud435c.net/wp-content/uploads/17_R-3.png)
![ドレン](https://xn--rms9i4i661d4ud435c.net/wp-content/uploads/IMG_6612.png)
防水層、笠木、ドレンに不具合が起きていないか定期的に確認し、問題を発見次第早期にご対応いただくことがベランダを健全に保つ秘訣となります!
トップコートの劣化
トップコートの劣化であればトップコートの塗り替えのみで補修が可能です(^^)/
トップコートは経年によって剥がれたり、亀裂が入るようになります。
症状が深刻化すると防水層が劣化し防水層の補修が必要になりますので、早めの対応をしていただくことが大切です!
防水層の劣化
防水層の劣化症状には、ひび割れ、剥がれ、膨れ、水溜まりなどがあります。
防水層の劣化が進行している場合はトップコートの塗り替えでも改善できず、防水工事の再施工が必要です。
基本的に、防水層の劣化はトップコートによる保護機能が低下することで発生しますが、1~2年で劣化してきたという場合は施工不良の可能性も考えられます。
下地に水分が含まれている状態で施工してしまった場合は膨れが、防水層の勾配が正しく施工されていない場合は排水不良で水溜まりが発生しやすいです。
笠木の劣化
笠木はベランダの手すり部分の上面に設置されている部材のことです。近年では耐久性の高い金属材であるガルバリウム鋼板が素材として用いられています。
ベランダの笠木はお住まいの中でも雨漏りの原因になりやすい箇所です。
接合部のシーリングが劣化していたり、捲れている場合などは隙間が生じ、そこから内部へ雨水が入り込むようになります。
ドレンの劣化
ドレン(排水口)の劣化にも注意しなければいけません。
ドレンに詰まりがあると水溜まりができ防水層を傷めやすくなりますし、ひび割れ・腐食があるという場合は内部へ雨水が侵入してしまいます。
正しく排水されているか、ドレン周りに亀裂などがないか注意して見ていきましょう。
ベランダの補修方法
トップコートの塗り替え
![トップコート塗装](https://xn--rms9i4i661d4ud435c.net/wp-content/uploads/20210827_093625.png)
![トップコート塗装後](https://xn--rms9i4i661d4ud435c.net/wp-content/uploads/20210827_095218.png)
トップコートの塗り替えはベランダの防水がFRP防水またはウレタン防水である場合に必要なメンテナンス方法です。
一方、シート防水ではトップコートがそもそも施工されていないためメンテナンスに必要はありません。
トップコートは3~5年ほどで劣化しますので、防水層にまで劣化が及んでしまう前にトップコート塗り替えで防水層を保護してあげましょう(^^)/
防水層の補修
![防水工事の様子](https://xn--rms9i4i661d4ud435c.net/wp-content/uploads/IMG_1073-2.png)
![防水工事の様子2](https://xn--rms9i4i661d4ud435c.net/wp-content/uploads/IMG_1053-1.png)
防水層が劣化している場合は防水工事が必要です。
FRP防水、ウレタン防水、シート防水共に耐用年数は10年~13年ほどとなりますので、この期間を目安にメンテナンスを検討していきましょう。
FRP防水について詳しくはコチラ
ウレタン防水について詳しくはコチラ
笠木補修・笠木交換
![笠木のシーリング補修](https://xn--rms9i4i661d4ud435c.net/wp-content/uploads/23_R-2.png)
![笠木交換](https://xn--rms9i4i661d4ud435c.net/wp-content/uploads/32_R-1.png)
笠木の接合部に充填されたシーリング材が劣化しているという場合にはシーリング補修が必要です。
シーリングにひび割れや剥がれが見られる、接合部に隙間があるという場合はシーリング補修をご検討ください。
笠木が変形しているという場合は笠木の交換が必要です。また、さらに笠木から雨漏りが起きている・下地が腐食しているという場合は構造部を解体し作り直します。
笠木について詳しくはコチラ
改修ドレン設置
![改修用ドレン](https://xn--rms9i4i661d4ud435c.net/wp-content/uploads/01d3865e2672eb3a6009f01862debd37.png)
![改修ドレンの設置](https://xn--rms9i4i661d4ud435c.net/wp-content/uploads/IMG_2361-300x225-1.png)
改修ドレンとは鉛製のプレートにホースが設置されたものを指し、既存のドレンをカバーするように設置することでドレンから適切に排水できるようにしてくれます。
ドレンの劣化が原因の雨漏りも多いため、ドレンに排水不良や亀裂など不具合がないか定期的にチェックするようにしましょう!
![ベランダ・バルコニーは劣化の早期発見が大切](https://xn--rms9i4i661d4ud435c.net/wp-content/uploads/IMG_1070-1.jpg)
ベランダやバルコニーは外に設置される関係上、劣化もしやすい部材です。
劣化症状を見逃さず、早期の対応で被害を最小限に抑えましょう(^^)/
私たち、街の外壁塗装やさんではベランダ・バルコニーなどお住まいの調査を無料で承っております!
ベランダやバルコニーに劣化が見られるという方はぜひお気軽にご相談ください!
記事内に記載されている金額は2023年11月28日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。
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