HOME > ベランダやバルコニーの防水工事をご検討中の方へ、FRP防水の特徴とは
ベランダやバルコニーの防水工事をご検討中の方へ、FRP防水の特徴とは
更新日:2021年11月16日
お住まいには外壁や屋根だけではなく、様々な部位が存在します。ベランダやバルコニーがある家にお住まいの方が多いのではないでしょうか。普段、何気なく使用しているベランダやバルコニーですが、もちろん外壁などと同様、経年とともに劣化していきます。ベランダやバルコニーの劣化というと、やはり床に施されている防水の劣化です。防水工事は、雨水などが建物の内部に入り込むことを防ぐのが大きな目的です。劣化してしまった場合には、防水工事が必要になります。防水工事にも様々な種類があり、ウレタン防水はよく耳にすることもあるかと思いますが、今回は、防水工事の中の一つである、FRP防水の特徴について簡単にお話します。
FRP防水の特徴とは?
まず、FRP防水の「FRP」とは一体何でしょうか。FRPは、耐久性・耐水性に優れた軽量な繊維強化プラスチック、「Fiber Reinforced Plastics」の略称です。ウレタン防水は、液体状のウレタン樹脂を重ねて塗布する工法ですが、FRP防水は、ポリエステル樹脂を塗布してからガラスマットを貼り付け、防水用ポリエステル樹脂を染み込ませて硬化させていく工法になります。FRP防水は軽量のため住宅への負担を軽減することができ、また、高耐久であることも特徴の一つです。硬化がはやいため、ウレタン防水に比べると工期も短くなるのもメリットです。耐用年数は約10~12年程と、ウレタン防水と比べて少し長くなっています。
デメリットもあります
軽量で高耐久、そして工期が短いなど、メリットも多いFRP防水ですが、もちろんデメリットもあります。伸縮性の低さからひび割れが発生しやすい傾向があります。また、FRP防水は施工箇所と施工方法を誤らない限り優秀な防水工事となるため、ウレタン防水と比べるとその分費用は高くなります。FRP防水は、伸縮性が少ないため木造かつ広い面積の床面には施工できません。そのため、ベランダやバルコニーなどの狭小面積への施工が多くなっています。
ベランダやバルコニーの防水工事をご検討の際には、FRP防水での工事を考えてみても良いかもしれません。私達、街の外壁塗装やさんでは、無料で点検・お見積りの作成まで承っております。お困りの際には、お気軽にお問い合わせください。
街の外壁塗装やさん横浜店
- 電話 0120-948-355
- 株式会社シェアテック
- 〒222-0033
- 神奈川県横浜市港北区新横浜3-2-6 新横浜ビジネスセンタービル2F
このページと共通する工事内容の新着施工事例
-
地域 相模原市中央区
施工内容
防水工事 -
地域横浜市 横浜市旭区都岡町
施工内容
防水工事 - 2025/07/2 見逃すと危険!バルコニー防水の劣化が引き起こす軒天の雨染み被害
-
住宅の劣化は目に見える場所だけでなく、気づきにくい部分からも進行していきます。今回は横浜市鶴見区で確認された「バルコニー防水の劣化」による被害についてご紹介します。特に見逃してはいけないのが、軒天の雨染みや外壁への影響です。 【バルコニー防水の劣化が雨漏りの原因に】 バルコニーは屋外に面しており、日々の紫外...続きを読む
- 2025/06/27 出窓からの雨漏りを現地調査!雨染み・腐朽菌の発生原因を徹底解説【横浜市青葉区】
-
はじめに 出窓からの雨漏りは、外壁やサッシ周辺の防水処理の劣化が主な原因です。 今回は、横浜市青葉区で実際に行った現地調査の様子と、雨漏りの原因・補修の必要性について詳しく解説いたします。 出窓の構造を理解し、適切な対処を行うことで、大切な住宅の寿命を延ばすことができます。 出窓は雨漏りリスクが...続きを読む
- 2025/06/21 サービスバルコニーのFRP防水の劣化による雨漏り被害とその対策|横浜市鶴見区の実例より
-
はじめに:見落とされがちなサービスバルコニーの防水劣化 サービスバルコニーは、居住者の生活を支える実用スペースです。 しかし、室外機の設置や荷物置き場として使われがちな一方で、防水層の劣化には気づかれにくい部分でもあります。 特にFRP防水層の劣化は見た目では判断しづらく、放置すると雨漏りへとつながる重大な問...続きを読む