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外壁塗装に使用する水性塗料、メリットは何?
更新日:2021年12月9日
外壁塗装に使用する塗料には多くの種類がありますが、水性塗料についてはご存知でしょうか?外壁の塗膜は日々、雨風にもさらされていますが、水性塗料で塗装した外壁の塗膜は雨で溶けてしまうのでは?と思う方もいらっしゃるのではないかと思います。では、水性塗料とはそもそもどのような塗料なのでしょうか。水性塗料のメリットについてお話します。
水性塗料って?
塗料の主成分は、顔料・添加剤・合成樹脂と大きく3つに分けられます。これらは固体となっているため、溶かすために希釈剤を使用する必要があります。油性塗料は、希釈剤にシンナーなどの有機溶剤が使用されていますが、希釈剤に水が使用されているものが「水性塗料」なのです。希釈剤に水が使用されているため、塗料独特の臭いが少なく、ご家族やご近所への臭いによる迷惑もかけにくい、というのがメリットの一つです。また、油性塗料は希釈剤にシンナーが使用されているため引火性が高く扱いや保管に注意が必要になりますが、水性塗料は油性塗料に比べて扱いやすくなっています。費用も油性塗料と比べると安くなっています。
乾燥後は雨水に溶けることはありません
また、「水性」と聞くと雨水などの水に溶けてしまうのではないか?と不安に思う方もいらっしゃるかと思いますが、水性塗料は乾燥し完全に硬化すれば雨水に溶けたりすることはありません。塗装後、水性塗料の水分は蒸発し、塗膜を形成するからです。大気汚染の原因となるVOC(揮発性有機化合物)の排出も少ないため、環境に優しくなっているのです。
水性塗料には嬉しいメリットがたくさんありますが、油性塗料よりは寿命が短かったり、素材によっては水性塗料で塗装できないものもあります。外壁塗装を依頼される際には、それぞれの塗料の特徴についても知っておいても良いかもしれません。
私達、街の外壁塗装やさんでは、無料で点検も行なっております。外壁のことで何かお困りの際には、お気軽にお問い合わせください。
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