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横浜市青葉区の施工事例
バルコニーの雨漏りを確実に止める!横浜市青葉区で行ったウレタン防水工事の全工程
【施工前】

【施工後】
【お問い合わせのきっかけ】

担当:高田
横浜市青葉区にお住まいのN様から、バルコニー床からの雨漏りに関するご相談をいただきました。
室内の天井にシミができ始め、台風や強い雨の日には雨水が漏れ出すこともあったとのことです。
今回は、街の外壁塗装やさんが実施したウレタン防水通気緩衝工法による雨漏り改善工事の流れを、実際の写真とともに詳しく解説します。
室内の天井にシミができ始め、台風や強い雨の日には雨水が漏れ出すこともあったとのことです。
今回は、街の外壁塗装やさんが実施したウレタン防水通気緩衝工法による雨漏り改善工事の流れを、実際の写真とともに詳しく解説します。

担当:高田
- 【工事内容】
- 防水工事 雨漏り修理
- 【工事詳細】
-
- 使用材料
- AGCポリマー建材株式会社 サラセーヌ
- 施工期間
- 4日間
- 築年数
- 20年以上
- 平米数
- 約6㎡
- 施工金額
- 約19万円(税込)
- お施主様
- N様邸
- 保証
- 3年保証
- ハウスメーカー
- 地元工務店

バルコニーの雨漏りはなぜ起こるのか
バルコニーは屋外に常に露出しているため、紫外線、雨水、温度変化の影響を大きく受けます。
その結果、防水層が劣化すると、ひび割れ・浮き・めくれなどが発生し、そこから雨水が浸入してしまいます。
特に築10年以上経過したバルコニーでは、防水層の状態を確認せずに放置してしまうと、雨漏りだけでなく、躯体へのダメージへと進行する危険性があります。
雨漏りが発生する前に、早めのメンテナンスが非常に重要です。
今回採用した工法:ウレタン防水通気緩衝工法とは
今回の現場では、バルコニー全体に雨水が回ってしまっている可能性があり、一般的な密着工法ではなく、ウレタン防水通気緩衝工法を採用しています。
この工法は、防水層の下に通気緩衝シートを敷くことで、
防水層の膨れや破れを防ぎ、湿気を逃しながら長期耐久を実現できる工法です。
特に、
・既存防水の劣化が進んでいる
・下地が湿気を含んでいる
・雨漏りが起きている
こうしたケースに非常におすすめの方法です。
施工前のバルコニーの状態

床全体に汚れや染みが見られ、細かなひび割れが散見されました。
排水口付近は特に劣化が目立ち、雨水が溜まりやすい状態になっていました。
このまま放置すれば雨漏りは確実に悪化してしまいます。
ウレタン防水通気緩衝工法の施工手順
ここからは、街の外壁塗装やさんが実際に行った施工手順を、写真つきで分かりやすくご紹介します。
① 高圧洗浄で汚れを徹底除去

最初にバルコニー全体を高圧洗浄します。
苔・汚れなどを除去し、防水材がしっかり密着する状態へと整える大切な工程です。
汚れが残ったまま防水工事を行うと、剥がれや膨れの原因になるため、非常に重要な作業です。
② 下地の傷みを補修する(カチオン処理)

ひび割れや段差などをカチオン樹脂で補修します。
下地が平滑で強固であるほど、最終的な防水の仕上がりが美しく耐久性も高まります。
③ プライマー塗布

プライマーとは、これから施工する防水材をしっかり密着させるための接着剤のような役割を持つ材料です。
均等にローラーで塗り広げ、剥がれにくい土台を作ります。
④ 入隅(角部分)のシーリング処理

壁と床の取り合い部分(入隅)は、特に水が溜まりやすい部分です。
ここを丁寧にシーリングしておくことで、後々の雨漏りリスクを大幅に減らせます。
入隅処理は防水工事の品質を左右する重要工程です。
⑤ 通気緩衝シートの敷設

ここで今回のキーワードである ウレタン防水通気緩衝工法 の要となる、通気緩衝シートを敷設します。
このシートが湿気を逃がし、防水層の膨れを防いでくれます。
雨漏りしていたバルコニーでも安全に防水ができる理由が、この工程にあります。
⑥ ウレタン防水材の1層目を塗布
ウレタン樹脂をローラーで均一に塗布します。
液体状の防水材なので、複雑な形状にもぴったりと密着し、継ぎ目のない防水層を作ります。
⑦ ウレタン防水材の2層目を塗布

1層目が十分に乾燥した後、2層目を塗布して厚みを確保します。
ウレタン防水はこの「厚み」がとても重要で、耐久性・防水性を大きく左右します。
基本的には2mmの厚みとなるように工事いたします。
⑧ トップコート塗布で仕上げ
防水層を紫外線や摩耗から守るため、トップコートを塗布します。
これにより、美しい仕上がりと長期耐久が実現します。
⑨ 使用した材料
今回使用した材料は、AGCポリマー建材株式会社のサラセーヌです。
耐久性・密着性に優れており、プロが選ぶ高品質な防水材です。
⑩ 防水工事の完成
施工前の劣化した床とは見違えるほど、美しく生まれ変わりました。
排水性も改善され、バルコニー全体に艶のある防水層が形成されています。
ウレタン防水通気緩衝工法のメリットまとめ
今回の工事で採用した ウレタン防水通気緩衝工法 には、次のようなメリットがあります。
・雨漏りしたバルコニーでも施工が可能
・湿気を逃がすため防水層が膨れにくい
・長期耐久性に優れる
・継ぎ目のない完全防水層が作れる
・狭い場所や複雑な形状のバルコニーにも施工可能
雨漏りのリスクが高いバルコニーには、最適な工法といえます。
横浜市青葉区でバルコニーの雨漏りにお悩みなら
街の外壁塗装やさんでは、
点検・診断・見積りを無料で承っております。
雨漏りは放置すると室内の木材や断熱材まで腐食させてしまうため、早めの対応が大切です。
・バルコニー床が劣化してきた
・雨漏りが起きている
・防水工事のメンテナンス時期を知りたい
こうしたお悩みがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。
今回の防水工事は約19万円(税込)で承っております。
記事内に記載されている金額は2025年11月27日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。
横浜市青葉区ではたくさんのお客様にご依頼をいただいております!
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