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ウッドデッキに使用する塗料は浸透タイプと造膜タイプどちらが良いの?
更新日:2021年12月18日
皆様の中にはウッドデッキがある家にお住まいの方もいらっしゃるのではないでしょうか。ウッドデッキも外壁などと同様、年数が経過すれば色褪せなどが発生し、劣化していきます。天然木のウッドデッキにとって水分は大敵で、苔や藻、カビの繁殖が目立つようになれば美観も損なってしまいますよね。ウッドデッキの経年による色褪せや白銀化を楽しむという方もいらっしゃるかと思いますが、気になる場合には塗装を検討される方も多いでしょう。では、ウッドデッキに使用する塗料にはどのような種類があるのでしょうか。
浸透タイプと造膜タイプ
ウッドデッキの塗料には、浸透タイプと造膜タイプがあり、浸透タイプは木材に塗料を浸透させ、腐食を防ぐ塗料になります。保護成分が木材内部に浸透し、内側から効果を発揮してくれます。また、木目が残るため、木材の風合いなどをそのまま残したい方へおすすめの塗料です。しかし耐久性には劣るので、効果持続のためには定期的なメンテナンスが必要になります。
それに対し造膜タイプは、木材表面に塗膜を作って保護する塗料になります。浸透タイプと比べて、表面の塗膜が作られるため木目は隠れた仕上がりになりますが、木材の汚れや傷を隠すことができます。表面の保護機能は高く耐久性は浸透タイプよりも優れていますが、塗膜の割れや剥がれが発生した場合には処理が必要になります。
どちらを選択するのが良い?
木材の自然な風合いを残したい方は浸透タイプ、経年により劣化した木材の汚れや傷を隠したい、耐久性を重視したいという方は造膜タイプを選択すると良いでしょう。また、塗料には水性と油性のものが存在します。水性の塗料は塗料独特の臭いが少なく、扱いやすくなっています。油性塗料は、耐水性や耐久性が高く木材をしっかりと保護してくれるため綺麗な状態を長く維持したいという方へおすすめです。しかし水性塗料と比べると臭いが強いというデメリットもあります。
浸透タイプと造膜タイプの塗料の違いについていかがでしたでしょうか。木材の質感を残したい方は浸透タイプ、耐久性を重視したい方は造膜タイプを選んでみても良いかもしれません。私達、街の外壁塗装やさんでは、ウッドデッキの塗装も承っております。無料で点検も行なっておりますので、お気軽にお問い合わせください。
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